ファミ通の音楽紹介ページをきっかけに聴いた電気グルーヴ。
あれから20年以上もお世話になっているのか。
通い続けた地元の味。いろんな店ができて、便利になって、それ以上にたくさんのものが姿を消して行っても、いつも同じメニュー。
新しいアルバム『人間と動物』には、耳の疲れる音がない。わからないこともない。過不足がない。「中庸」とはまさにこういう状態を指すのだろう。
歌ものだけの全9曲。時間にして47分。
何度でも聴きたくなるし、聴くほどに奥行きと意味が出てくる。
いつにも増して歌詞はシンプルで立体的。クロスワードパズルとイラストロジックが混ざっているような感じだ。
中身は無いでしょう
でも何かみんな歌うでしょう
そう歌える電気グルーヴは心強い。やっぱりこの味。この味だよ。
※特典DVDのライブ映像も豪華な内容で、最初から副音声で観賞して爆笑しました。
KRE (2013-02-27)
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